老人性のうつ病のブログです。
老人性のうつ病に私が関心をもった理由を前回は書きました。その理由は、私の母に老人性のうつ病の疑いが感じられるからです。

やる気

ただ老人性のうつ病というのは、症状が軽くて、身内でもなかなか気づかないケースが多いです。また老人というと痴呆が真っ先に注目されますが、痴呆よりもこの老人性のうつ病で悩まされているケースがとても多いともいいます。
私の父方の祖父が実は、これでした。やる気がなく、無口で、他人のことにもあまり関心がなくて、ずっと元気がありませんでした。別件で、病院の世話になったときに、医師から痴呆だと診断されてしまいました。けれども祖父は痴呆ではありません。家族なら、それがはっきりと分かりました。そこで医師に痴呆ではない旨を説明すると、それでやっと祖父が痴呆ではないと分かったようで、治療も変わりました。

祖父も老人性のうつ病

今思うと、あのときの祖父も老人性のうつ病だったのではないかと思います。今はもう亡き祖父ですが、老人性のうつ病の症状にぴたりと一致するのです。
そして今度は、私の実母がその老人性のうつ病の懸念があります。父方の祖父と私の実母なので、血のつながりはありませんが、老人性のうつ病に関係の深い家だと思います。