色々な話

老人性のうつ病の話をしています。
老人性のうつ病について、だいぶ色々な話をしてきたので、それなりの基礎的なことが分かってきたのではないかと思います。

タブーだ

前回、老人性のうつ病は励ますということがタブーだとお話しました。励ますことによって、逆に苦しめてしまうのですね。これは老人性のうつ病の原因といわれるものを考えると、少しだけ理解できるかもしれません。

それは、老人性のうつ病になる人の原因のひとつに、喪失感があるからです。自分と同年代の人々が次第に亡くなっていきます。また、社会での活躍の場もドンドンとなくなっていきます。そして顔も衰え、体も動かなくなっていきます。そんな状況におかれた人がどうして老人性のうつ病になってしまうか、その気持ちは完全に理解できないまでも、慮ることはできるのではないかと思います。

専門の医療機関

なのでやはり、老人性うつ病の治療法や治療は、専門の医療機関に任せたいです。そしてその指示に従って、老人性うつ病である家族を、愛情をもって接していきたいです。高齢化社会を迎えて、老人性のうつ病はこれから痴呆とともに大きな問題になっていくと思われます。老人性のうつ病について、しっかりとした知識を身につけたいです。